「腕は肩甲骨から動く」とか「すこやかな肩には肩甲骨の動きが大事」などは一般に広く認識されているかと思いますが、実際に肩甲骨のことを詳しく理解して活用している方は少ないのではないでしょうか。

肩甲骨は胴体(体幹)と腕をつなぐ存在で、単に肩こり対策だけでなく、効率よく腕を使うためにも、体幹を安定させるためにも重要なカギとなります！

ヨガやピラティスで、腕で体を支えることが苦手、腕力がない、と思っている方。それは肩甲骨が使えていないことが原因かもしれません。

ダンスのレッスンではしばしば「肩を下げて」と指導されますが、肩を押し下げて筋肉を固めている可能性はありませんか？　それでは背中はしなやかに動けません。

肩甲骨がうまく使えれば、体幹力のスイッチが入り、かつ腕や背骨もしなやかに動けるはずです。

なぜでしょう？
骨も筋肉も動くべき方向性があり、筋膜による筋連鎖の影響も大きいからです。

今回は肩甲骨を機能的に使いこなすことをテーマに、骨・筋肉・筋膜と多面的にアプローチしてみます。
触れて、感じて、動かしながら、脳と身体すべてを使って学びましょう。
脳が気づくと一瞬にしてからだの反応が変わることを体験しましょう。

動きやすい服装でご参加ください。

ワークで使用するフランクリンボールやバンドはご用意いたしますが、ご自分の物を使用したい方はご持参ください。